近年食生活や運動習慣の変化から肥満者が増加し、高血圧、糖尿病、脂質異常症、膝関節症などの疾患を引き起こします。このような生活習慣病をメタボリックシンドロームと呼び、放置すると動脈硬化が進行して脳血管障害や心筋梗塞などの致命的な疾患をもたらします。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの個別疾患に対して薬を使った対症療法は可能ですが、根本的な治療には肥満の改善、 「ダイエット」が必要不可欠です。
以前から食事療法や運動療法はありましたが、仕事、家事、子育てなど忙しい現代人にとって、過度なダイエットはストレスをため込みリバウンドを起こしてしまいます。無理なく治療を行う上で、注射剤を使用して、「ダイエット」を成功させる事が注目されていています。GLP-1作動薬『ウゴービ』は糖尿病治療で保険適応されていますが、この度肥満症にも保険適応さました。しかしながら一部の医療機関でのみ使用が制限されています。
ウゴービ®皮下注(セマグルチド)週1回注射
容量(28日分・4本) | 料金(税込み) |
ウゴービ皮下注0.25mgSD | 22500円 |
ウゴービ皮下注0.5mgSD | 30000円 |
ウゴービ皮下注1.0mgSD | 45000円 |
ウゴービ皮下注1.7mgSD | 55000円 |
ウゴービ皮下注2.4mgSD | 70000円 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.低血糖 2.急性膵炎 3.胆のう炎